アクアバウンド(Aqua-Bound)4Pパドルをレビュー。軽くて丈夫でオススメだ。

アクアバウンドのパドル川・キャンプ道具

6月の鮎シーズンに突入してしまった。おまけに今日は雨だ。
こんな日は、自分の川道具のレビュー記事を書くに限る。ということで、今回は僕が使っているパドルを紹介しよう。

僕が使っているのは、アクアバウンド(Aqua-Bound)のマンタレイカーボンという4分割のパドルだ。

これね↓

アクアバウンド(マンタレイ)パドル

アクアバウンドはアメリカはウィスコンシン州にあるメーカーで、サイトは僕の能力では解読不能な、非常に難解な文字で書かれている。

Aqua-Bound Kayak and Stand-Up Paddles | Aqua-Bound
We build paddles for recreational enthusiasts who value every minute they spend on the water.

他のギアと同じく、パドルもピンキリがあって、このアクアバウンドのパドルは上質な方だ。素人で初心者のくせに、「かなり背伸びをしているな、お前」と自分で自分を褒めたくなる。

どうして初心者のくせに、上質な部類のパドルを選んだかっていうと、ベテランの人たちが多く使っていて、

「かっこいいなー」
「あんな風にかっこよくなりたいなー」

と50歳の春に思ったからだ。男というのは、いくら歳を取っても格好つけたがるイキモノなのである。

というわけで、レビュー開始だ!

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絵になるパドル、アクアバウンド

アクアバウンドのパドルは絵になる。

アルパカラフトとアクアバウンド

和田川にて。アルパカラフトとアクアバウンドのパドルの組み合わせは、自分の中では最強だ(自分の中だけ)

パックラフトとライフジャケット

ジョイント部のオレンジが、何気ないオシャレ感を出してると思うのは、自分だけだろうか・・・

なぜ絵になるのか?それは単純に「アクアバウンドだから」という他ない。
これは「パタゴニアだから絵になる」とか「ノースフェイスのパーカーを着ている」と言った類の、自己満足でしかないのかもしれない。

でもイイの。かっこいいんだもの!アクアバウンド!!

カーボンとハイブリッド(カーボン・グラスファイバー)の違いについて

アクアバウンドのリバーツーリング用パドルは、3つの商品分類がある。

  • イーグルレイ(Eagle Ray)
  • マンタレイ(Manta Ray)
  • スティングレイ(Sting Ray)

の3つで、カーボンとハイブリッドの商品展開がある。
カーボンは、シャフト(棒のところ)とブレード(水を掻くところ)の両方がカーボン。
ハイブリッドはシャフトがカーボン、ブレードがグラスファイバーだ。

カーボンは炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックのことで、「軽いのに強い」のが特徴だ。
グラスファイバーはガラス繊維のことで、こちらも軽くて強い。

ただ、カーボンの方が強度は高いようだ。その代わり、グラスファイバーの方がカーボンよりも柔軟性がある。

どちらが良いのかは、僕は専門家じゃないので分からないが、例えば

  • マンタレイ(カーボン)199.95ドル
  • マンタレイ(ハイブリッド)149.95ドル

となっていて、カーボンの方が高い。だからカーボンが良いってわけでもないとは思うが、強度の点ではカーボンの方が優れていると言えるんじゃないかな。

この他にもシャフト、ブレードともにグラスファイバーのものもあって、これが一番安価だ。

リバーツーリング派は4分割パドルが楽だ

パドルには、分割できないもの、2分割のもの、4分割のものがある。
僕のは4分割だが、リバーツーリング派は4分割パドルをオススメする。

アクアバウンドの4分割パドル

4分割パドルはコンパクトに収納できるのがメリット。

パドルは意外とかさばるので、4分割になる方がコンパクトに収納できる。
また、バックパックに差して移動することもできるので、非常に楽なのだ。

バックパックにパドルを差したイメージ

バックパックにパドルを差し、ライフジャケットをかぶせ、ヘルメットを装着。これで立派なチンドン屋スタイルの出来上がりだ。

こんな感じでバックパックに差すことができ、それを背負うと立派なチンドン屋スタイルの出来上がり。これで熊野川のジェット船に乗ったり、自転車でスタート地点に戻るのも簡単なのだ。

車に積んでおいて、湖でのパドリングを楽しむだけなら、別に分割パドルじゃなくても良いと思う。そのほうが安いしね。

でも、電車やバスでの移動も含めたリバーツーリングをする場合は、4分割が絶対オススメだ。

アクアバウンド(マンタレイ)の特徴

パドルの長さ

僕のパドルは、長さが210cmのものだ。
パックラフトのブログをたくさん見て調査した結果、210cmを使う人が多かったし、オススメもされていたので、単純にみんなと一緒にした、というだけの理由(笑)。

210cm

220cm、230cm、240cm、250cmと長さのバリエーションも豊富なのだが、長くなればなるほど扱いが難しくなるし、上流部の瀬を漕ぐ時なんかは、長いと邪魔になってしまう。

だから210cmか220cmが良いんじゃないかと思う。

ただ、僕はパドリングが下手なので、パドルのシャフトやゴムの水止め(ドリップリングというらしい)がパックラフトの側面チューブに「キュッキュッ」と当たってしまうことがある。

パックラフトのチューブ径が大きいためだと思うのだが、なにせパドリングが下手なためにパックラフトに擦り傷をいっぱい作ってしまうのだ。

パックラフト

写真では分かりにくいが、側面チューブにたくさんの小さな擦り傷が。

腰を使わずに、手だけでパドリングしている素人さんなので、こんなことになるんだと思う。
これを防ぐには、パドリングが上手になるしかないのかな。
多分210cmを220cmにしたところで、同じかもしれない。

パックラフト(アルパカラフト)は案外、チューブ径が大きいので、220cmくらいがちょうどいい長さかも。身長や手の長さなどの個人差があるし、持っているカヌーやパックラフトにも影響されるので、できるならば知り合いに貸してもらうとか、パドルを置いてあるショップで確認するようにしよう。

ブレードの形状について

マンタレイのブレードはこんな感じ。↓

パドルのブレード

アクアバウンドのパドル

ブレードの傷が歴戦のツワモノ感を出しているが、まだ数えるほどしか出撃経験がないという、ハッタリ野郎。

岩に挟まったり、岩にぶつかりそうになったり、ザラ瀬で無理やり漕いで川底をガリガリした時に出来た傷で、決して褒められたものではない。ただ、このようにちょっと傷がつきやすいかなという感想だ。

ブラックなので、余計に目立つのかも。でもこの傷は、川下りの勲章なので気に入ってる。(まだ出撃経験の少ないハッタリ野郎だが)

しかし、少々岩に当たっても、川底をこすっても割れたり変形したりというトラブルはない。
やはりカーボンなだけあって、強度は確かだと思う。

それに、すごく軽いのも特徴だ。
この軽さはリバーツーリングの時には大変助かる。安いパドルだと、ブレードがABS樹脂のものが多いのだが、持ち比べてみるとやはり重い。

パドルはやはり、川下りを快適に出来るか否かの重要な要素を担っていると思うので、カーボン製のブレードは素晴らしいと思うのだ。

ちなみにアクアバウンドのパドルは、商品によってブレード形状が違う。
アクアバウンドのサイトを見ると「ローアングル」「ハイアングル」という言い方で使い分けている。

例えばイーグルレイ(Eagle Ray)のブレード形状はこんな感じだ。↓

イーグルレイ

長細い形状をしているのが特徴だ。

これは「ローアングル」で、Google先生に翻訳したもらったところ、こんな説明が。

ローアングルパドラーはパドルを比較的水平に保ちます(水と平行)。このよりリラックスした、巡航のストロークを使用するパドラーは、より長くより薄いブレードを備えたパドルが最もエネルギー効率が良いことをしばしば見出します。これが北米で最も一般的なパドリングスタイルである理由かもしれません。
引用:https://aquabound.com/kayak-paddle-sizing-guide

・・・グーグル先生は一体、何を言っているのだろう?(笑)

僕なりにさらに翻訳すると、

ローアングルのブレードはパドルを水平近くに保ってもブレードが水を掻きやすくなっていて、効率がいいでっせ。
ゆっくり巡航するタイプのパドラーにおすすめでっせ。

ということだろう。

対する「ハイアングル」は僕が持っているマンタレイのタイプだ。

マンタレイ

イーグルレイに比べて幅広で、若干短い感じ。
翻訳文の紹介は意味がないので、何を言っているかというと

ハイアングルのブレードは、垂直に近い形で水を搔く人に最適やで。
そうすると、強い力でストロークできて、急流や激流でも漕ぎやすいんやで。

ということだ。

一見すると、のんびり川下り派は、ローアングルのブレードの方が良いように見えるが、これはアメリカ基準の考え方というところがミソだ。

アメリカやカナダのような雄大な川の流れの中を、ゆったり漕ぐにはローアングルのブレードが適しているかも知れない。湖を漕ぐ時もそうかな。
とにかく、瀬がほとんどないゆったり流れる大河を下る時に最適ということだろう。

しかし日本でパックラフトを楽しもうとすると、そこそこ急流もあるし、何より川幅が狭いところもたくさんある。
清流を楽しもうとすればするほど、そうした川が多くなるということだ。

そうした環境で、ローアングルのブレードと長いシャフトでは、パドリングしにくいと思うのだ。
だから日本では、多くの人がハイアングルのマンタレイを使っているんだろう。

ブレードとシャフトの接続(外すのが大変)

ブレードとシャフトの接続は、シャフトにブレードを差し込み、ボタン穴でカチッと固定する。
(説明がむっちゃ難しい・・・。専門用語を知っている人がいたら、ぜひ教えて欲しい。)

パドル連結部が硬い

これはブレード側のボタン。これにシャフトを差し込み、穴とボタンを合わせてカチッと固定。

さてここからが問題なんだけど、使うにつれてこの連結部分が固く締まりすぎて、分割するのが難しくなってくるのだ。

これはブレードの連結のナイロン部分が水を吸って膨張してしまうためで、はめるのも固くなるし、外すのがめちゃくちゃ大変になる。

特に川下りが終わった後に、すぐに分解するのはかなりしんどい。というか「ムリッ」て感じ。
引っ張ってもビクともしないし、そもそもボタンを押して回そうとしても固すぎて回らないのだ。

そんな時は無理に分割せずにじっくりと陰干しして水分がなくなるのを見計らってからの方が、外しやすくなる。

最初は「これ、不良品じゃないの」と思ったが、精度が良ければ良いほど、隙間がないので固くなりやすいらしいのだ。

でもあまり固い場合は、紙やすりで軽く連結部分をこすってからつなげてあげると、後で外しやすくなる。
実際、僕も軽く紙やすりでこすったりしてメンテナンスしている。

シャフトの連結は角度調整可能!これ便利!!

シャフトの連結部分はこんな感じだ。↓

パドルのジョイント

右側のオレンジのボタンを押してから差し込むだけ。

便利なのは、左右のブレードの角度を0、30度、60度と簡単に変えられるところだ。

パドル連結部

右側の矢印を角度の線に合わせるだけの簡単調整。

角度調整が簡単にできるし、ここは固くないので、漕ぎながら「なんかちょっと違うかな」と思った時でもパックラフトに乗りながら角度調整ができる。

まとめ

パックラフト購入記ページで、「パドルはちょっと良いものを買った方がいいよ」と書いたが、まさにアクアバウンドのマンタレイ・カーボンは軽くて強くて扱いやすいと、三拍子揃ったいいパドルだ。

カーボンパドル

長く使うからこそ、軽さ、丈夫さというのはパドル選びで大事なポイントだ。

特に「軽い」というのは、長いリバーツーリングの時に威力を発揮する。
安いパドルはシャフトがアルミ製ものが多く、重くて腕が疲れるのだ。その点、アクアバウンドのマンタレイは軽いし丈夫だし、言うことなしだ。

パドルも一回買えば、ずっと使い続けられるものだと思う。
だからこそ、後悔しない相棒選びが大事になってくる。

アクアバウンドのマンタレイ・カーボンは、長く付き合える相棒としてオススメできるパドルだ。

上記をポチッとしてアマゾンから買えるが、かなり高い。
一番安いのは直接アクアバウンドのサイトへ行って個人輸入する方法だ。

個人輸入は決して難しいものじゃないので、チャレンジしてみてはどうだろうか。

今回はこれにて終わり。
素人なのに偉そうなことを書いてきたが、同じ素人で「パドルはどれが良いんだろう?」と悩んでいる人の一助になれば幸いだ。

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