いやー、久しぶりの更新。
僕は寒いのが苦手なので、冬のシーズンは川に出撃せずに、冬眠している。
ということで、ブログに書く川下りネタもないんだけど、去年買った色んなギアのレビューを全然していなかったので、ぼちぼちとレビュー記事を書いていこうと思う。
今回は携帯浄水器の「ビーフリー」のレビューをやってみよう!
ぶっちゃけ、買ってよかった。
重い水を持って行かなくて済むようになったし、「水を節約しなくちゃ」と心配する必要もなくなった。
携帯浄水器「ビーフリー」を選んだ理由
携帯浄水器の世界で、最もポピュラーなのが「ソーヤミニ」だ。
アウトドアする人は、一度は耳にしたことがあるほどのモテモテ浄水器だ。
でもソーヤミニの、あの注射器のような形がちょっと気に入らなかったのと、水を浄水するのに結構な吸引力が必要なこと、チョロチョロとしか浄水した水が出てこないという評判を聞きつけ、それならもっといい浄水器がないものかと探したのだ。
僕が携帯浄水器を買うのに考えた条件は以下の通り。
- ペットボトルと同じくらいの容量の水を一気に浄水できる。
- 浄水力が、ソーヤミニと同等かそれ以上。
- 濾過した水がスムーズに出てくれる。
- 小さくコンパクトに収納できる。
- おしゃれな外観
そんな条件にぴったりだったのが、ビーフリーだったというわけだ。
ビーフリーってどんな浄水器?
ビーフリーを作っているのは、スイスの「カタダイン」って会社だ。
スイスって聞くだけで、めちゃくちゃきれいな水に浄水してくれるイメージが沸かない?
クララが立ったほどの新鮮な空気と水があるスイス。
その会社が満を持して世に送り出したのが、ビーフリーというわけだ。
販売開始されたのが2017年なんで、すでに3年が経過しているが、今でも人気の携帯浄水器だ。
外観
ビーフリーの外観はこんな感じ。
ボトルの部分は柔らかいハイドラパック製の素材を採用している。コンパクトに折り畳めて、しかも耐久性がある。
容量は600ml入る。500mlペットボトルのサイズより少し大きいだけだし、一度にたくさんの水を入れられる。
ボトルの口が広いので、川にじゃぶっとつけて水を入れることができるし、水道の蛇口から直接水を入れられるのが便利だ。
フィルターの部分はこんな感じ。
クジラのひげのようなフィルターが、水をキレイキレイにしてくれるというわけだ。このフィルターの実力だが、約1000L(1700回分)を浄水できる能力を持っている。
1回の川下りで5回使ったとして、340回使える計算だ。1シーズン10回川下りしたとすると、なんと34年も使えるほどの能力を持っているのだ!
ビーフリーの構造は非常にシンプルなもの。フィルター付きのキャップをボトルに装着するだけ。ペットボトルを普段使いこなせている君なら、迷うことはないだろう。
気になる浄水能力は?
さて、一番気になるのが浄水能力だ。ただこればっかりは、自分の体を実験台にして、健康を損ねることがないかどうか、逆にみずみずしい健康体を手に入れることができるか、検証を重ねないといけないので、数年は要するだろう。実験中に寿命が尽きるかもしれない。
なので、メーカーが発表している数値を紹介しておこう。
高速浄水機能のホロファイバーフィルター
0.1ミクロンのマカロニ状のホロファイバー膜が水に含まれている99.9%の微生物やバクテリアを除去して安全な飲み水を作ります。
99.9%の微生物やバクテリアを除去してくれるという、すごい浄水能力を持っている。
ただし、めちゃくちゃ汚い泥水やドブ水なんかで試すのは止めたほうが良いと思う。
僕はこの浄水器を和田川・赤木川・古座川で使ったんだけど、どの川の水も清流でキレイなので、躊躇なくビーフリーに水を入れてごくごく飲めた。
いくら清流とは言え、直接飲むのはバクテリアが怖いからね。
浄水スピードは?
携帯浄水器の心配な点に、浄水スピードがある。
この点で、ソーヤミニの購入を躊躇したわけだが、ビーフリーはどうだろうか?
結論から言えば、ストレスを感じることがなく、十分な浄水スピードがあった。
ビーフリーのボトルを強めに押すと、フィルターを通して濾過された水が出てくるのだが、想定以上に早い浄水スピードなので、「ほんとに浄水できてる?」と、ちょっと心配になるくらいのスピードだ。
これならストレスなく、気軽に浄水できる。
メンテナンス性は?
いくら性能が良い浄水器でも、メンテナンスが面倒くさいと、知らず知らずに使わなくなってしまうだろう。
でもビーフリーはそんな心配はご無用だった。
きれいな水道水をボトルに入れ、数回シェイクするだけでゴミや有害物質が除去できるという簡単さ。
これならめんどくさがり屋の僕でも大丈夫だ。
あとは十分に乾かして、ボトルをくるくると畳んでコンパクトに収納できる。
ビーフリーの弱点は?
今までビーフリーを褒めまくってきたわけだが、弱点もあるのだ。
人によったら気にならないかもしれないが、キャップを閉めるのがちょっと難しいな、という点。
キャップというのは、この部分↓
これが微妙に閉めにくくて、指で抑えるとこのように斜めにかぶさって止まってしまう。↓
さらに力を入れるとカチッと止まってくれるんだけど、キャップの根本もちょっと柔らかくて強度的にどうなんだろう?
使っているうちに切れたり外れたりしないか、ちょっと心配なところだ。
まあ、浄水器本来の機能とは違う部分なので、特に問題はないんだけど…
まとめ
というわけで、携帯浄水器のビーフリー。
僕の使い方にピッタリの素晴らしい浄水器だった。600mlの容量があるし、浄水能力はバッチリだし、使い方は簡単だし、メンテナンスも楽勝だし。
面倒くさい準備も全く必要なし。さっと取り出せて、さっと使えるのが最高だね。
川下りに使うってことは、自分の周りには川の水があるってことなので、水を探す必要がないのだ。
当たり前のことを書いているようだけど、このおかげで重い水を持って行く必要が無くなったのが、一番嬉しい。
アウトドアだけじゃなくて、ちょっとした旅行にも使えると思う。災害時なんかにも役に立つと思うし、一家に一台ビーフリーがあってもいいんじゃないかな。
おすすめの携帯浄水器ですよ。
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