「ハンモックに包み込まれるような座り心地でリラックスできるローチェア」
これがコールマンのヒーリングチェアのキャッチコピーだ。
うん、ハンモックね。うん、うん・・・
ハンモックに包まれた経験がないから、さっぱりわからないんだけどね、うん。
でもね、これだけは言える。
このローチェア、まじで座り心地いいぞ!
ということで、コールマンのヒーリングチェア。レビューしていきましょう!
まずはヒーリングチェアの特徴とスペックをご紹介
中華チェアが壊れて紆余曲折あった末にたどり着いたのが、コールマンのヒーリングチェア。
Amazonでポチったわけだが、今度は失敗したくないので時間をかけて調査を行った。
そこで得た、ヒーリングチェアの特徴はこうだ。
- 座り心地がマジでいい!
- ハンモックに包まれるっていう謳い文句、分かる〜!
- ヘリノックスよりも、座り心地がいい!
- でも小さく折り畳めないよね。
- うん、重いわこれ。
- 椅子のフレームがアルミじゃなくてスチールなの?そりゃ重いわ。
- でも、頑丈な椅子だぞ、これ。
- 安いじゃん!コスパ最高!
というものだった。
スペックとしては、
- 使用時サイズ:約570×580×760(h)mm
- 収納時サイズ:約190×110×900(h)mm
- 材質:フレーム;スチール シート;ポリエステル
- 重量:約2.5kg
- 耐荷重:約80kg
になる。
重量が2.5kgということと、収納時サイズが高さ900mmもあるので、バックパックに入れて川旅に持っていくのはキツイかな。
車に積み込んでキャンプをするって場合は、なんの問題もないだろう。
そもそも僕がこのチェアを買った目的は、アウトドアじゃなくて自分の部屋で普段遣いにするため。
自宅でもアウトドア気分を味わいつつ、ハンモックに包まれるようにリラ~ックスしたかったのだ。
ということで、Amazonでこのチェアを探し出し、早速ポチったわけだ。
ヒーリングチェアには、コールマンで多用されている青いドット柄のものや、ミリタリー感のあるオリーブ色などもあるが、今回僕が選んだのが「グレー」だ。
どうしてかって?
グレーだと、3,981円のところを3,212円とセール価格になっていたから(笑)。
それから、52歳にもなってドット柄は可愛すぎるだろ〜。
ということで、ジジイにふさわしい色ってことで、グレーに決定したわけだ。
コールマン ヒーリングチェアの全貌を紹介しよう!
コールマンのヒーリングチェアは、こんなお姿をしている。
ヘリノックスをはじめとしたローチェアと違い、フレームとシートを分けるようにはなっておらず、一体化しているのが特徴だ。
フレームも、アルミじゃなくてスチール。
だから脚が太くて重い。シートの材質も厚みがあって、ヘリノックス系よりもしっかりしている。シートの座面とシートバックも、ヘリノックス系よりも大きい。
汗をかきやすいお尻の部分はメッシュになっている。
ヘリノックス系は、背中の部分がメッシュになっているのと対象的だ。
僕個人的には、背中のほうにメッシュがある方が涼しいと思うんだけど。
座り心地に主眼を置いたチェア
総じて言うと、「座る」ことに主眼を置いたチェアだ。
椅子は「座る」ためにあるんだから、当たり前の話だが(笑)、アウトドア用チェアというのは軽さや小ささといった「携帯性」も重要な要素になってくる。
このヒーリングチェアは、「座り心地」とトレードオフで「携帯性」には目をつぶっている感じかな。
ホームセンターで売ってるチェアと同じような感じで、こんな感じで折りたたむタイプだ↓
折りたたんだ状態で、高さが900mmもある。
だからこんな感じで担いで持ち運ぶことになるのだ。
ヘリノックス系のチェアは、めちゃくちゃコンパクトになるし、片手でひょいと持てる程軽いので、こうした点も対象的だ。
これは、どちらが優れているっていうわけじゃなくて、考え方の違いかな。
山登りや川下りなんかだと、道具は軽くて小さいのが正義だ。
だからアウトドアメーカーの多くはUL系の道具に力を入れている。
でもコールマンの場合、山登りをする人を対象に商品づくりをしていない。
どちらかというと、ファミリーキャンプとか、オートキャンプをする人を対象にしている、と勝手に思っている。
だから、軽さを過度に追求していないのだ。
テントでも、テーブルでも、コールマンの道具は総じて「重い」んだよね。
あ、これはネガティブなことじゃなくて、「重い」代わりに「頑丈」だということ。
また、「使い心地が良い」ということだ。
軽さを求めるあまりに、使い心地に目をつぶらなくちゃいけない道具も多い中、コールマンは「家族が心地よく使えるアウトドアギア」を追求しているんだと思うんだ。
・・・と勝手に思っているんだけど・・・そうでしょ?コールマンの人。そうだと言って(笑)。
話がそれてしまったが、肝心要の座り心地はどうなのか?
座り心地は最高。これ、人をダメにするやつや。
ということで、座ってみた。
体の沈み込み具合、包まれ感、リラックスした座り姿勢。
座り心地は最高!の一言だ。
前に使ってたヘリノックスそっくりさんチェア(MoonLence)と比べるまでもなく、快適性は圧倒的にコールマンヒーリングチェアの勝ち!
シートバックも、しっかり肩までサポートしてくれてるし、安心して体を預けることができる。
アウトドア用チェアは、シートバックが垂直に立っているものが多く、ずっと座っていると腰が痛くなったりするが、このチェアはシートバックが寝ていて、お尻が沈み込む形になっていて、リラックスして体を預けやすい構造になっている。
「ハンモックに包み込まれるような座り心地でリラックスできるローチェア」
というキャッチコピーは、まさにそのとおり!
ハンモックに包まれるような座り心地だ。
ハンモックに包まれた経験がないから、よくわからないんだけどね、うん。
冗談はさておき、まじでこれ、人をダメにするやつや(笑)。
ビジネス用のチェアだと、だらっと座ったら「こらっ!だらっと座ってないで姿勢良くして仕事しなさい!」と怒られる感じだが、このヒーリングチェアは
「だらけてもよろしおす。リラックスして座りなはれ。ウチが優しく包んであげるさかい」
と、まったりした京都弁で包み込んでくれる感じ、と言えば分かりやすいだろうか?
最後に
ということで、コールマンのヒーリングチェア。
ヒーリング(癒やし)の名の通り、まったり座って癒やされる、座り心地最高のチェアだ。
作りもしっかりしているし丈夫そうなので、これから毎日、僕の部屋でのメイン椅子として活躍してもらうことにする。
携帯性や重さという点では、アウトドア用途にちょっと不利なところもあるけど、部屋で使う分には、それらは全く関係ないしね。
だらけたダメ人間を、さらに甘やかしてくれるチェアなので、この先自分がどこまで堕落するのか、ちょっと怖い面もあるけど、インドア用のリラックスチェアとしても優秀な椅子だと思います。
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